おじいちゃんの絵本
6月17日 父の日。
昨日は父の日でした。
我が家は夫婦間で父の日母の日はやりませんが、昨晩はお酒が大好きなおじいちゃんのためにウィスキーを買って持っていきました。
私たち家族と夫の両親の家の距離は車で5分。
週に2、3回程度子供たちを含めて食事を一緒にするので、おじいちゃんおばあちゃんは息子たちにとっても近い存在です。
でも、近い距離にいるからこそ、時に
「じいじがいけない!」
「じいじきらい!」
なんて平気で言ってしまうことも。
おじいちゃん。当たり前のようでいでその温かな存在を感じ取ってくれたら・・・。
そんな思いで昨日は2冊をセレクトしてみました。
「おじいちゃんがだっこしてくれたよ」
- 作者: シャーロットゾロトウ,ペネデュボア,Charlotte Zolotow,William P`ene du Bois,みらいなな
- 出版社/メーカー: 童話屋
- 発売日: 2007/09
- メディア: 単行本
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ルーという男の子がベッドの中で4年前に亡くなったおじいちゃんを思い出すというお話なのですが、おじいちゃんはいつもあったかくて、よる目が覚めて「おじいちゃん」」ってよぶと、抱きしめてくれたんだ。いつも僕がしてほしいことをしてくれたんだ。と回想し母親とともに、おじいちゃんに大事にされていたことを思い出して幸せな気持ちになるというストーリーです。
読み終わった後に、
0歳の弟をいつも抱っこしているおじいちゃんを二人で思い出して、
「おじいちゃんと一緒だね」
「うん」
と息子と話しました。
2冊目は
「うちのおじいちゃん」
おじいちゃんの車はおんぼろ。
おじいちゃんのくるまはゆっくりなのでいつもみんなにぬかされる。
かぜがふくとやねがとんでいく。
それなのにおじいちゃんはいつもにこにこして運転している。
家族が新しい車を検討するけど、いつもおじいちゃんと一緒に過ごしてきたそのおんぼろ車をおじいちゃんはやっぱり手放すことができない。
こわれてもまた、帰ってきた車をにこにこ運転するおじいちゃんのうれしそうな姿を孫の目線で描いています。
そういえば、我が家のおじいちゃんの家にも古い物、ボロボロのものたくさんあったっけ。その一つ一つに思い出があるのかな。
と話そうとしたら。。
息子は寝ていました笑。
絵本のあるくらし
6月17日ブログスタート。
私は小さな田舎町で5歳と0歳の男の子2人の母をしています。
なかなか自分で寝付くことができない長男のために、小さなころから寝る前の絵本の読み聞かせがすっかり習慣になっています。
図書館で借りては返し、その数は1週間に20冊になることも。
絵本の力は絶大です。
1年間幼稚園に通ってもなかなかお友達の名前を覚えようとしない長男でしたが、お友達の名前を覚えることの楽しさを描いた絵本を読むと、次の日には「〇〇ちゃんがいたよ」と自分から報告してきました。
これまでも、たくさん絵本に助けられたのに、なんとすぐに記憶から消し去られていくことか。
あの本なんて題名だったっけ?
こんな時にいい本あったのに!
なんていうことがないように、日々出会う素敵な絵本たちの記憶をこのブログにかきとめよう。そしていつか0歳の弟のために、他の育児をされているママのためになればと思いました。
日々の子育てを
素敵な絵本たちとともに。