誰もがいつの日か遭遇するのでは?小学生の小さな悩み。「うんちの本」
小学生の時、きっと誰もが感じたであろうこの気持ち。
「うんちに行きたいけど、恥ずかしい。」
この気持ちをユニークに、そして堂々といけばいいじゃん!と後押ししてくれる絵本です。
我が家の幼稚園児は、まだそんな抵抗感はなく堂々とトイレに宣言して行くのですが、小学生に上がるといずれ感じるのかな?男の子だし。と思い読んでみることにしました。面白おかしく小学生の男子になりきって!母はよみました。
うんちをすることが恥ずかしい事という認識がまだない長男にとって、なんで?いかないの?というリアクションでしたので、
「ね。うんちはみんなするんだから堂々と行けばいいね!」
と伝えてあげましたが、
うんちに行く宣言をする=ヒーローになれる
の場面はちょっと面白かったようです。
いつの日か小学生になった息子へ、
「トイレはちゃんと行けているの?」
と聞いてみようと思います。
あぁ。ケンカはいけないな。と思わされる面白い本
今日は、親としてちょっと考えさせられる面白い絵本の紹介です。
「ねぇ。ほんとにたすけてくれる?」
という絵本
この絵本、実際にある夫婦が文とイラストを担当されたものなので実にリアリティのある内容。
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息子とお父さんが釣りに行き、なかなか釣れない合間の時間に繰り広げられる会話が中心に描かれています。
「ねぇ。おとうさん。おっこちたらたすけてくれる?」
「もちろんたすけるさ」
がどんどんエスカレートしていき。
「じゃあ。〇〇のときはたすけてくれる?」
になり
「父ちゃんがもしものときは助けてあげる!」
となるのですが、
お父さんが「じゃあお母さんとケンカしたときはたすけてくれるか?」
と聞くと、
「やだよ」「だって父ちゃんの方が強いもん」となるのです。
ねばる父ちゃんに、
さいごは「じゃぁ一緒に謝ってあげる」となるのです。
これがなんともおかしくて・・・。
わたしだけでしょうか。
絵本の最後は
「けんかしないでね」
です。
あぁ。子供の前でケンカはしてはいけないな。
面白い内容ながら考えさせられる絵本でした。
絵本で読む「大きな古時計」
きょうは誰もが知っているあの歌「大きな古時計」の絵本
について。
私も子供の頃この歌を初めて聞き、口ずさんだ時、
なんとなくこの歌のもの悲しさに感じるものがありました。
でも子供でしたのであまり深く考えることなく大人になりました。
我が家の長男くんは、この歌を聞いたとき
「何がもう動かないの?」
「おじいさん?時計?」
と聞いてきました。
この歌の歌詞を3番まで歌ってあげると・・・・
突然大声で泣き始めました。
我が家のおじいちゃんを思い出し、もしこの歌みたいに時計が止まってしまったら・・・と想像してしまったのだそうです。
そんな長男くんが図書館で自分でこの絵本を見つけてきました。
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絵本では、大きな古時計の歌詞3番全部にイラストが描かれているものです。
ただ読んであげるだけで、歌についてちょっと考えてみるとてもいい絵本だと思いました。
絵本の最後には、この絵本を書かれた伊藤正道さんの思いが書かれています。
大人になって改めてこの歌詞を見直してみると、こんなにも深い歌であったのかと驚いたと記されています。
私も全く同じです。息子が泣き出してしまうことがなければ、こんなにも深くこの歌を感じる事はなかったのではないかと。
どこか、「人生」とそれを刻む「時計」、それによって生きることすら考えさせる深い深い歌ですね。
レゴを百倍満喫する本!「レゴアイデア集」
今回は、レゴに関する本について。
実はこの手の本はあまり興味がなかったのですが・・・開いてみるとびっくり!
たくさんのヒントが隠されていました。
小さいお子さんがいらっしゃる家庭には、「レゴ」は必ずあるのでは?
決められたデザインのものを制作することはもちろんですが、作りっぱなしにはなっていませんか。
我が家には、作品系のレゴと自分の好きなものを制作できるパーツだけのブロックと2種あります。最初は決められたものしか作れませんでしたが、毎日熱中してつくっているうちに、いつの間にか自由に制作し始めていました。四角くブロックを積み重ねるだけだった最初に比べると、なんと今は回転ブロックなんて高等なものを使って車輪を付けたり、トラックの扉をつけたり・・・どんどん政策意欲が掻き立てられるようです。
もっと作りたい!
そんなときに読んだのがこの本です。
中身は「え?これほんとにレゴ?」と思える作品ばかりで、幼稚園児には難しいのですが、「このパーツ、こうやって使えばいいんだ!」というヒントがたくさん隠されています。
遊びの中から、創造力を伸ばしてあげる。そんな本にとっても有効だと思います。
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天国を面白く描いた本「おじいさんのしごと」
物語はおじいさんが死んだことからはじまります。
孫のケンタの目線ではなく、おじいさんの目線で天国のせかいを面白く描いた絵本です。
天国ってしってる??
「しらなーい。」
「てんごくってなんなの?」
と読みはじめたとたん聞いてきました。
「じゃあ読んでみよっか。」
そう言って読み聞かせはスタートしました。
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おじいさんが到着した天国はなんとねこの天国。
ねこだらけですが、天国でも仕事をしなくてはなりません。
ようやく適職をみつけたおじいさん・・・実は今生きているケンタとつながっているんです。
なくなったおじいちゃんとつながってるんだよ。
天国って面白そうね。
そうやって物語を締めくくりましたが、
「ねぇ知ってる?悪いことばかりしてると天国にはいけないんだよ。
鬼がたくさんいる地獄ってところに行かなくちゃいけないんだから」
と付け加えると。
「やだ。〇〇くんは天国にいく!!」
ですって。
「大丈夫よ。いい子にしてるもん。きっと天国だよ。」と答えた母でした。
すきなことは大事なこと。子供の好きを後押しする本「時計づくりのジョニー」
お外で遊んだり。
散歩したり。
子供らしい遊びは苦手だけど、ただ一つ熱中できるものがある。
「時計づくり」
に熱中する男の子を描いた本を紹介します。
「時計作りのジョニー」です。
- 作者: エドワードアーディゾーニ,Edward Ardizzone,あべきみこ
- 出版社/メーカー: こぐま社
- 発売日: 1998/07/01
- メディア: 単行本
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ついつい、遊び方についても子供らしさを気にしがちな私ですが、
子供が熱中できることを認めてあげられるって素敵な事ですよね。
我が家の息子くんも、どちらかというと黙々と何かを制作することが好きなタイプ。
外遊びも時には必要だけれど、ものづくりから得られることもきっとたくさんありますよね。
本に登場するジョニーくんほどまで器用にはいきませんが・・・。
すきなことを「好きなんだ!」そういえる関係性を築いていきたいものです。