子育てにおすすめしたい絵本

絵本のある子育てを中心に綴っています

絵本で読む「大きな古時計」

きょうは誰もが知っているあの歌「大きな古時計」の絵本

について。

私も子供の頃この歌を初めて聞き、口ずさんだ時、

なんとなくこの歌のもの悲しさに感じるものがありました。

でも子供でしたのであまり深く考えることなく大人になりました。

我が家の長男くんは、この歌を聞いたとき

「何がもう動かないの?」

「おじいさん?時計?」

と聞いてきました。

この歌の歌詞を3番まで歌ってあげると・・・・

 

突然大声で泣き始めました。

我が家のおじいちゃんを思い出し、もしこの歌みたいに時計が止まってしまったら・・・と想像してしまったのだそうです。

そんな長男くんが図書館で自分でこの絵本を見つけてきました。

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絵本では、大きな古時計の歌詞3番全部にイラストが描かれているものです。

ただ読んであげるだけで、歌についてちょっと考えてみるとてもいい絵本だと思いました。

 

絵本の最後には、この絵本を書かれた伊藤正道さんの思いが書かれています。

大人になって改めてこの歌詞を見直してみると、こんなにも深い歌であったのかと驚いたと記されています。

私も全く同じです。息子が泣き出してしまうことがなければ、こんなにも深くこの歌を感じる事はなかったのではないかと。

どこか、「人生」とそれを刻む「時計」、それによって生きることすら考えさせる深い深い歌ですね。