谷川俊太郎さんの「生きる」
谷川俊太郎さんの「生きる」を読みました。
我が家の5歳児は、生死について先に「死」について知りました。
それは、おじいちゃんの家にひいおじいちゃん96歳がいるからです。
いつか。の話をする時に「死」の存在を知りました。
今回はその反対「生きる」の詩。
案の定息子は、 生きるってなあに? と聞いてきました。
そして、詩の中に何度も出てくる時を表す言葉「いま」について、わかる?って聞くと???なリアクションでした。
生きるということは いまを生きるということ 何度も繰り返されるフレーズに、
何で何回も生きるっていうの?と聞いてきたので、
詩の独特の間や問いかけはまだまだ難しいなぁと感じました。
でも、この谷川俊太郎さんの本を通して、
「あのね、生きるってことはね、 いまこうやってお母さんと絵本を読んで楽しいなぁとか、眠たいなぁとか感じるでしょう? その気持ち。感じるって事がいまを生きてるって事なんだよ。」 と教えました。
絵本の終わりには後記として、谷川さんの文が書かれています。
今という曖昧な時間を生きてる、感じているという、つい忙しさで忘れそうな事をこうやって子供の絵本を通して実感できるのは大人の私にとっても考えさせられる絵本でした。